かくて自由は死せり~ある新聞と戦争への道('19,NHK総合)―蓑田胸喜…★★★☆☆

初めていらっしゃった方で今後も遊びに来てやろうかと思って下さる大変奇特な方は是非「ぼくようびのトリセツ」(https://udukinokimi.hatenablog.com/entry/36144883)も合わせてお読みください。
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明治22年に創刊され、約10年間“日本主義”を掲げて来た日本新聞。

 

本作はその日本新聞と当時の時代背景、関係者たちの主張や顛末などを絡ませながら、大正デモクラシーと呼ばれる自由な時代から戦争へと突き進んでいくまでを追う、ドキュメンタリー。

 

今回、僕蔵さんが扮する蓑田は右翼思想家で美濃部達吉天皇機関説を真っ向から否定。批判を展開する。

 

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うぅ、ハマりますね~。

 

明治、大正と親和性高いんだよ、僕蔵さん!

しかも、教授とかもう僕蔵さんにしかできない!

 

蓑田だけにあらず、みなさんの言葉が難しくて何となく何を言わんとしてるのかはわかったような気がするんですけど、現代語には書き下せません(--;)

 

ってか、日本一縁側が似合う40代、なんじゃね?(笑)

 

私が抱く僕蔵さんのイメージまんま過ぎて、トリハダ((((°▽° )))

 

小津安二郎とかに合成しても絶対浮かないよ!(爆)

 

なんて、きゃっきゃきゃっきゃ言ってますけど、蓑田さん終戦後自決されるんですよね…。

 

なんか切ないなぁ。

信じた道をただ只管貫いただけなのに…。

 

誰も間違っていた、わけではないと思うんだけれど。

 

それぞれの立場の人が精一杯生きていただけじゃないのかしら。

 

一つ気になるのは、戦争は自国だけの問題ではない、ということ。

 

相手がある話ですからね。

 

うちは戦争しません!

 

って言ってても、話のわかる国ばかりではありませんから。

 

色々考えさせられる作品でありました。