舞台「終わりよければすべてよし」('21)- ラフュー…∞

当初、その豪華メンバーが故にチケット取れるなんて1ミリも思ってなかったんですが、いくつもの幸運が重なり、昨日無事観劇して参りました~♪

コロナ禍の下、残念ながら大阪公演は一部中止も出てしまいましたが、拝見できたのはとてもありがたいことです。

 

因みに昨日は結局3時間しか眠れませんでした。

おまけに食欲も無く、一日で1キロ痩せました!

出た!僕蔵ダイエット(笑)

よし、毎日会おうぜ!

←無理でーす(--;)

 

ロングスリーパーの私にとって3時間睡眠とか本来なら拷問級なのですが…めたんこ元気です!

やばい薬と症状が…。

 

私にとっては劇薬なんでしょうね、生ぼくさんは(笑)

 

さてさて、ツイッターにも記しましたが本作に対する一番の感想は

“ヘレンは私の代弁者”

ということでありまして…。

あぁ、ここから先ネタバレありですm(_ _)m

 

いや、もうね、逐一一緒なのよ。

常日頃私が僕蔵さんに対して抱いている気持ちと、彼女のセリフが!

「えー、シェイクスピアさん私の脳内ハッキングしたんですかー?」

みたいな(笑)

 

あぁ、余談ですが以前前世占いしたら、私の前世はシェイクスピアって出ました。

んなアホなw

 

お話を戻すとですね、ヘレンはバートラムのことが好きで好きでたまらなくって、恋い焦がれてるんですけど(ここも一緒ねw)国王陛下の病気を治したことがきっかけで結婚できる運びになりまして。

でもバートラムの方は住む世界の違うヘレンのことがどうしても受け入れられなくて(ここも一緒なんだろうかTT)戦地に逃げちゃったりで。

そしたら、

「自分のせいで危険なところに行かせてしまうことになってしまって辛い」

っていうんですよ(T0T)

 

すっごくよくわかる、それ。

 

でも、そういう言葉とは裏腹にとんでもない謀略を企てるんですけれどもね。

 

それもすっごくよくわかる(笑)

 

いや、私だったら諦めるけど。

 

なんたってバートラムのヘレンに対する嫌いようが凄まじいんですよ。

顔真っ赤にして、何か汚いものでも見るように、言葉の限りにヘレンをののしるの。

 

バートラムが僕蔵さんの代弁者だったら、辛すぎー(><)

 

「月や星を手に入れようとするようなもの」

 

的なセリフもいってたかなぁ。

 

とにかく、もうヘレンの口から出る言葉出る言葉が、ささるささる(><)

冒頭からハンカチ握り締めて泣いてました。

だって、ほらそこに、十数歩いたところに僕蔵さんがいるところでだよ、言わないでよそんな、恥ずかしくなっちゃうじゃん。

シラノドベルジュラックじゃないんだからさぁ。

 

ということで特に第一部はヘレンちゃんに自己投影して震えてました。

容姿はまるで違いますが(大泣き)

 

どうしようか、僕蔵さんについては後に取っといて、とりあえず作品の感想にしようか。

 

あぁ、その前に

「それが、この人です!」

ってとこ、心の中で一緒に叫びました。

もちろん、指し示した方は別ですが(笑)

 

内容に戻るとですが、謀略を企ててまで結婚しようとしたのって、そこまでして好きな人と一緒になりたかった、なんてそんな生易しいもんじゃなくって一種の復讐みたいなもんなんじゃないですかねえ。

 

だって、別人と間違って抱かれるって女性としては一番の屈辱じゃないですか。

それをしてまでってのはやっぱり、彼が最も嫌がる罰を与えようって動機だと思うんだけど、私は。

そして、その屈辱を味わうことでまた愚かな男を愛してしまった自分に対しても罰を与えたんじゃなかろうか、利発で純粋なお嬢さんのことだから。

 

おそらく体はさ、快感を覚えるわけだよ。

でも、そのことに対する自己嫌悪と羞恥心と侮辱と怒りともういろんな感情がない交ぜになると思う。

 

辛いねー。

 

後はパローレスっていうどうしょうもない卑怯者男がどういうわけか憎めなくて。

どんなに恥ずかしくってみっともなくっても“生きたもん勝ち”なんじゃね?

ってシェイクスピアに言われてる感じで。

 

しかも、パローレスの卑怯さを罵ったバートラムも結局おんなじようにごまかし保身に走ろうとするのね。

 

あはは、結局みんな一緒なんだなぁって。

 

でもって、パローレスの胡散臭さに最初に気づいた我らがラフューさまが今度は落ちぶれたパローレスに手を差し伸べるっていう、そこもなんかステキだな、と。

 

そうそうそうそう、ラフューさまよ!

 

よかった、自然な感じに繋げられた!偶然に!(笑)

 

高貴で聡明でそれでいてユーモラスでかわいげがあってちょっとした下心もある紳士って、もうそれこそ

 

シェイクスピアさん、僕蔵さんに当て書き(※)されたんですか?」

※ 脚本家が本を書く際にあらかじめ実在する俳優をモデルにして役を書くこと

 

ってくらいのハマりようで。

もうラフューさまの役演じられる方、世界中探しても僕蔵さんしかあり得ないでしょう。

 

或いは、シェイクスピアが当て書きした俳優さんの生まれ変わりが僕蔵さんとか?

 

←ちょっと、何言ってるかわからない(?_?)

 

まぁ、それくらいハマってまして。

 

当たり前なんですけど

 

「演技うんめえなぁ…」

 

と思いつつ。

 

「もう、それはそれしか正解ないよね」

 

っていう芝居すんだもんなぁ。

 

いやでも、なんてったって、素敵で。立ち居振る舞いが。

かっくいいんだよなぁ、立ち姿がまた。

 

僕蔵さんっぽい仕草もみられましたし(^ω^)

 

「うんうん、そうそう、これこれ!」

 

って感じのやつ。

 

はぁ…良い。

 

冒頭はなんか恥ずかしくって、セリフ喋ってないときは見れなくて目の端でちら見するとかだったんですけど、

 

「お前はここに色んなものを犠牲にして何のために来てるんだ!」

 

って話なんで、ガン見してしまいました(笑)

 

というか、私今回も席運とっても良くって8列目のまんなからへんで結構私の延長線上のとこに立つシーンが多くって。

だから、そんなに不自然な感じでもなく…じっくり拝見させていただきました☆

 

はぁ、ちょっと行ったその先に、いらっしゃるんだよ。

あぁ、行きたい!

←ダメですよ、迷惑ですからね(汗)

 

この数十メートルのなんともどかしいことか!

 

なんちゃって(笑)

 

こっち向いて立ってんだもんねぇ。

ひゃー(//ω//)

 

この際、客観的に目が合ったかどうかなんて関係ねぇんだ。そういうことにしておいた方が私にとってこの上ない幸運だから、そういうことにするんだ(笑)

 

ガン見というか、なんかもう見惚れてしまって、ぽぉーってなっちゃってちょっと魂が抜けかけちゃったんですけど、なんとか無事です。

 

ある意味トランス状態的な?

やっぱりヤバい薬なんじゃねーかよ(笑)

 

また一つ、僕蔵さんへの想いが高次元に移行したようです。

まだまだのびしろあったなんて、驚きだわ!

 

実は今でも夢から醒めてないような感じで。

仕事は難なくこなしてますし、会話もちゃんとできてるんですよ。

でもなんか、泡の中にいる感じ。

その泡の内側にはラフューさまの姿が写っていて。

ちょっとした隙に「ほえー(^p^)」ってなってる自分がいて。

いつ割れてしまうのだろう。

もう少し、あと少しだけ、はかない夢に包まらせて…。

 

あぁ、そうそう。

ここで終わるとなんかただの中2病みたいなんでここで面白い事実を1個紹介。

 

以前、去年の年末の記事に私こんなこと書いていたんですよね。

udukinokimi.hatenablog.com

 

この時はまだ「おわよし」情報解禁してなかったんですけれどもね。

すごいでしょ?叶えちゃった☆

 

もしかしてこのブログ、書いたことが現実になるんだったりして?

 

えーと、じゃ、じゃあー

「今度僕蔵さんと一緒にお茶する~♪」

あー、そうかぁ。コロナ禍だと無理かぁ。

←いや、問題はそこじゃない(汗)