色々考えてみたんですけれどもねー。
変な意味じゃなく、純粋に「かわいいおじさん」が好きなんだわ、ワタシ(笑)
くまもん的なノリで!
僕蔵さん以外だと、田山さんとか小日向さんとかエンケンさんなど…。
あ、やっぱり演技派というのも重要なファクターなんだわ!
エンケンさんって一見コワモテですが、すっごいおちゃめでギャップがぱねぇっす!
このブログのおかげで自分の新たな一面を発見できましたわ(笑)
ごめんなさい。疲れているのでなんかテンションがいつにもましておかしいっすm(_ _)m
さてさて、銀行強盗の捜査も本格的に始動いたしました!
犯人の残した不可解な言葉の意味とは?
仙堂刑事の恋の行方は?
銀行近くの商店街にて。
遠山「昨日のお昼頃、ここを通る二人乗りバイク見ませんでしたか?」
八百屋の店主「いやぁ、見なかったね。例の銀行強盗かい?」
仙堂「あぁ…。ところで、自治会長さん教えてもらえる?防犯カメラの映像提出して欲しいんだけど?」
店主「それなら洋品店だよ」
仙堂「ありがとね」
洋品店へと向かう二人。
相葉「仙堂さん!」
仙堂「恵さん!どうしたんですか?」
相葉「薬局の用事で近くの病院に行ってて、その帰りです。捜査、ですか?」
仙堂「はい。昨日の銀行強盗の」
相葉「そうですか、お疲れ様です。こちらは?」
仙堂「あぁ、僕の相方の遠山刑事」
遠山「遠山です。(仙堂に向かって)こちらは?」
仙堂「相葉恵さん」
相葉「相葉です。そこの伊東薬局で薬剤師をしています」
遠山「薬剤師って、あ、あの『若くて、綺麗で、親切』な!」
仙堂「お、おい!」
相葉「何ですか、それ?」
仙堂「な、何でもありませんよ…」
相葉「はぁ…。あ、もしお時間よろしかったらうちで冷やし甘酒飲んで行きませんか?期間限定発売で一杯たったの100円!今日はお二人の分、私がおごりますよ!」
二人「ありがとうございます!」
伊東薬局。
遠山「はぁ!生き返るー」
仙堂「ごちそうさまです」
相葉「どういたしまして」
空いたコップを片付けに店の奥へ向かう。
伊東幸子「あらあら、仙堂さん。銀行強盗の捜査で忙しいのはわかるけど、ちょっとくらい顔出してやったってよかったんじゃないの?」
仙堂「え?」
伊東「(小声で)恵ちゃん、『昨日の夜ももみの木に来なかったんです』ってさみしがってたのよ」
仙堂「え?あ、ははは」
伊東「喜んでんじゃないわよっ!」
遠山「あの…」
伊東「はい?」
遠山「昨日のお昼頃、二人乗りのバイク見ませんでしたか?」
伊東「さぁ、私は気づかなかったけど…。恵ちゃんは?」
店の奥から出てくる相葉。
相葉「私もわからないですね。お役に立てずにすみません」
仙堂「いえ」
相葉「お二人とも、お体に気をつけてくださいね」
二人「はい」
月島中央署・刑事課
佐久間「ただいまーっす」
水沢「どうだった?」
二宮「それが、どちらも量産品で、購入者から犯人を絞り込むことはほぼ不可能ですね」
水沢「そう…。聞き込みでも有力な情報は得られなかったし…。今のところわかってるのは、犯人の身長と女性行員が聞いた『はよしり』って言葉だけか…」
佐久間「何ですか、それ?『走れ』の聞き間違えなんじゃないですか?」
二宮「金詰めさせてる相手に『走れ』って、どういう犯人なんですか?」
遠山「あるいは『早くしろ!』の聞き間違いだったりして」
仙堂「あ、もしかしたら…」
水沢「何?」
仙堂「やっぱり『はよしり』であってるんじゃないですか?ほら、関西弁で『早く』のこと『はよう』とか『はよ』とか言うじゃないですか?」
佐久間「でも、『しり』って聞いたことないじゃん?もしかして、おしりのこと?」
仙堂「自分、関西を舞台にしたドラマを見た時に、『食べろ』のことを『食べり』って言ってるの聞いたことあるんですよね。もし、仮に命令形の『ろ』の部分が『り』に変わる法則があるのだとしたら…」
糸村「『しり』は『しろ』の意味だと言うことですね?」
水沢「だったら、どこの地域の方言か今すぐ調べて!」
二宮「あ、ありました。命令形の語尾が『り』になるのは泉州弁の特徴だそうです」
水沢「泉州って?」
二宮「大阪府南西部を指すそうです」
水沢「これで、犯人像を絞ることができそうね!糸村くん、お手柄!」
糸村「ありがとうございます」
仙堂「方言に気づいたのは、俺なんだけどなぁ…」
月島中央署・刑事課、夜
二宮「長丁場になりそうですね」
佐久間「あぁ。今のところ手がかりは『泉州弁を話す身長180cmの男』だけだもんな…」
遠山「ところで、今日仙さんがぞっこんの薬剤師さんに偶然会ったんですよ」
佐久間「えー!何だよそれ。何でもっと早く言わなかったんだよ!」
遠山「忙しくてそれどころじゃなかったじゃないですか」
佐久間「どんな子?かわいいの?」
遠山「いやぁ、そりゃぁもう。気立てもいいし、仙さんにはもったいないですよ」
仙堂「それくらい、わかってるよ!」
遠山「うわぁ!仙さんいつから聞いてたの?」
仙堂「最初からだよ!何で勝手に言うかな。せめて俺がいるときにしろよ」
遠山「だって、仙さん怒るだろ!」
佐久間「今もめちゃくちゃ怒ってるし」
水沢「どうしたの?あー、みんなお腹空いて機嫌悪いな?そうだろうと思って、みんなに差し入れ!」
仙堂「恵さん!」
遠山「なんで薬剤師さんが?」
マスター「恵は薬局とうちと、バイトかけもちしてるんだよっ!」
佐久間「え?ってことは、この方が、さっき遠山が言ってた?えー!すっげぇ美人。絶対彼氏いるでしょ?」
水沢「さーくまー!」
佐久間「失礼しましたーっ」
相葉「さぁ、みなさんどうぞ召し上がれー」
マスター「俺と恵とで一生懸命作ったんだから、残すんじゃねぇぞ!」
佐久間「え、じゃおやっさんが作ったのと恵さんが作ったのがあるわけね?ねぇ、恵さんが作ったのどれ?」
マスター「俺のじゃ気に入らねえのか?」
佐久間「いや、そういうわけじゃないけど、親父が作ったのとかわいい女子が作ったのだったら、断然後者の方がいいに決まってるでしょ?なぁ?」
薄笑いを浮かべる一同。
相葉「何言ってるんですか?マスターはこの道一筋四十年ですよ。素人に毛が生えた程度の私のなんかより、ずっとおいしいんですからね?」
マスター「そうってことよ」
仙堂「じゃぁ、遠慮なくいただきましょうか?」
相葉「あ、仙堂さんのはこっち」
別に分けたサンドイッチを手渡す。
相葉「仙堂さんは、からし多めですよね?」
仙堂「ありがとうございます」
佐久間「何だよ、何だよ!仙堂さんだけ特別かよっ!」
相葉「すみません。みなさんの好みはわからなかったもので」
水沢「こんなのにまともに相手する必要ないって」
佐久間「冗談だよ!じゃ、俺らもいただきまーす!」
次々にサンドイッチを取り分ける捜査員たち。
マスター「じゃぁ、俺は店片付けないといけないから、先に帰るわ。恵は、ここ片付けてから直接帰っていいから」
相葉「はい」
糸村「ここの片付けは僕たちでやっておきますから、恵さんもどうぞ」
糸村を制する水沢。
水沢「ここ片付けてもらえると、助かるわー。あ、そうだ!仙堂、もう遅いから、恵さん帰るとき送って行ってあげなさい。ね?」
仙堂「は、はい」
~続く~
水沢課長、部下思いのいい上司^^
次回、恋も事件も急展開っ!