ここのところ、昔の作品と新作を交互に書くことを心がけています。
それともう一つ。それはなるべくマイナーな作品を取り上げようということです。
「HERO」は?「Doctors」は?「遺留捜査」は?
と思ってらっしゃることでしょう。
実は私もです(笑)
でもね、引っ張りますよー。
というか、あまり認知されていないものを取り上げることによってより僕蔵さんの魅力をお伝えできたら―と、そう思っとります。
前置きはこれくらいにして。
この作品はついこの間放送されたものですね。
深夜ドラマということもあり、放送局によってはまだ全く放送されていないようなのでご注意ください。
※ここからネタバレ※
主要キャストの一人である猫田刑事(えなりかずき)が殺人事件の容疑者となります。
警察官が容疑者となった場合は監察官が聴取するのですが、この監察官の犬山を演じるのが我らが僕蔵さん
←“我らが”って!(笑)
最初見た時は、出番も少ないしちょっと役不足かなー?僕蔵さんじゃなくてもいい役なんじゃね?と思っていました。
が、
なんのなんの。
改めて見てみると、「ツボポイント」がたくさんあってー。←“ツボポイント”って!
聴取中に猫田が犯行を認めたシーン。
このなんともいえぬ顔ですよー!
目なんて充血しちゃってるしさー。
こんな顔で攻められたら、認めるしかないよー。怖いよー。
警察官が容疑者となった場合、監察官以外の人間は接見できないのですが、
犬山が聴取中に机をたたくなど横暴な態度をとっていたことを指摘し、猫田に接見することを認めさせようとする古久警部(柄本佑)。
いままで偉そうに接していたのに、弱み握られて動揺している感じが、たまりません!
この作品、もちろん僕蔵さん目当てで見たのですが、柄本佑さんもすごい!
この若さでこのクオリティーの演技、素晴らしい!
さすがサラブレッド!
また脱線してしまいました。
この「コック警部」は、食べ物に関する事件を古久警部が晩餐会を開いて謎解きするというものです。
今回も晩餐会が開かれるんですけど、犬山監察官は猫田さんを引率するだけ。
つまり、晩餐会には招待されていないんです。
だから、テーブルの後ろで立ってるだけ。
今回の料理はカレーなんですけど、サーブされているのを見ながら
「うまそう。俺には無いの?」
的な表情もツボポイント←定着しちゃった(笑)
いい演技って本当に人生を豊かにしてくれます。
俳優って、素晴らしい職業ですねー。