失恋

久しぶりに、詩みたいなのを書いてみたよ♪


些細なことで気づいてしまった圧倒的乖離
最初からわかっていたはずなのに
埋めようのない深い溝を前に
浅い夢から醒めていく
瞼を開ける瞬間に
まだ起きまいと目をつむり
かといって夢の中へ戻ることも出来ずに
無理矢理作った夢のようなものの中へ身を埋め
甘やかな気分に浸りながら どこまでも空しさがついてまわり
それでも完全に目覚める勇気もなく
夜とも朝ともつかない空間を彷徨い続ける

こういうことはじゅうねんまえにすませておけばよかったな

思い切って目を開けてみた
なんと清々しい朝!
執着を手放して初めて得られる快感
恋愛感情を突き詰めた先に残る
ただ「好き」という気持ちの何と尊いことか!

いつまで続くかわからない
ただ 今しばらくは恋をお休みして
新たに得られた心地良さに 心身を浸してみようと思う