と思っていたのですが、まさかの二日連続更新できました^ ^
来週末はたぶんお休みすると思われます。
あしからずm(_ _)m
さて、今回紹介する作品は、いよいよ取り上げることが出来た!という感じです。
かなり前に、「いっちゃってる系の役」として、オススメしていただいて、すぐに見ました。
しみじみと、いいですねー。
うん。後を引きます。余韻というのか。
「ゴンゾウ」は、
「うわぁ、すげー!かっけー!早くブログに書きたいっ!この気持ちをぶつけたいー!」
といった感覚でしたが、このお話は何度も見て、自分の中でこなれてきてからしか書けないと感じました。
それが、今やっと、です。
※ネタバレ注意※
先程も書きましたが、やはり、なんというか、余韻に浸っちゃう感じですねー。
そして、余白の多い作品ですね。
あえて説明的でなく、でも、色々想像してしまう仕掛けが随所にちりばめられているように思えます。
映像作品なので、「行間」というのはおかしいですが、そんな感じ。
見る人によっても感じ方は様々だろうし、見る度に新しい発見とか「これはこういうことなのかな?」と感じさせられます。
そういう意味では、文学的とも言えるかもしれませんね。
私は演者さんやスタッフの方に敬意を表してあえて日ごろから「作品」という表現を意識的に使っていますが、これはまさに「作品」ですね。
僕蔵さん、真木さんの演技力もさることながら、今回は演出の妙も相まって、素晴らしい“作品”に仕上がっていると言えるでしょう。
このドラマのタイトルの所以にもなっているシーン。
この時は、良かったんだよなー。
ただし、既にまっちゃんのストーキングは始まっているのだけれども…。
しかも、この時さやかが財布を忘れて、免許証で本名がばれて、鍵も抜き取られてしまうんですよねー。
ルイ・ヴィトンの大きいバッグをプレゼントするシーン。
さやか「こんなの申し訳なくてもらえないよ」
松田「だったら、気持ちで答えてよ」
と詰め寄るところの芝居が、うん、僕蔵さんらしくていいです。
抜き取った鍵を使って、勝手に部屋に入っていたことがバレたシーン。
クライマックスです。
「俺、なんか悪いことした?君を好きになっただけじゃない」
確かに、まっちゃん、部屋に入っても彼女の私物をあさるわけでもなく、ただただ佇んでるだけだったんですよね。
初めて部屋に入るところもいいんですよねー。
人間って、緊張すると喉が渇きますからね。
他にもいいシーン、たくさんあるのですが、たぶんあげつらっていたらほぼ全てのシーンについて言及しないといけないので、これくらいにしておきます。
やっぱり、こういう役ぴったりですね。
素晴らしい!