浪花少年探偵団 第3話(2013,TBS)―田辺工場長…オススメ度★★★★☆

前回は最後ちょっと取り乱してしまって、すみません。

でも、すごい!すごい!ばっかり言ってて、なぜかくやしくなってしまって(笑)
まぁ、勝手に言ってるのですがね(>_<)

ぎーやなさんって、上手いキャッチコピーとかいい筋書きのドラマとかに触れるとなぜか「くやしさ」を感じてしまう困った性格の持ち主でして…。


本題に入りましょう。

関西が舞台になっているお話は、関西人にとってはめっちゃうれしいですねー。
因みに、ぎーやなは京都在住ですが、元々は兵庫県出身です。
でも、中高6年間大阪の学校に通っていたので(実は大学も大阪府下ですが、限りなく奈良よりの田舎なので略)、大阪もホームグラウンドです。

テレ朝木曜8時のいわゆる「京都ミステリー」も好きですが、登場人物ほとんど標準語じゃないですかぁ…。
初期はわりと関西弁(京都弁)頑張って使っていましたが、最近は全然で、関西人としては物足りなさを感じています。

そこへくると、この作品はいいですねー。
転校生を除いて「オール関西弁」やおまへんか!(笑)
←実際日常会話で「おまへんか」はほぼ使ったことないっす(汗)

しかし、ここでネックとなってくるのが、役者が「関西弁ネイティブかどうか問題」ですね。

関西人以外の方にとっては、正直どーでもいいんでしょうが、変な関西弁しゃべられたときの拒絶反応たるは…。

体がむずがゆくなるような感覚…。

おっと、これは僕蔵さんをディスるまたとない機会なのではないかっ!
←まだゆうてんのかいっ!

と、よこしまな期待を胸に視聴しましたが、無駄でした。

いや、完璧ですやんっ!

おっと、あらすじを忘れていました!

※ネタバレ注意※

しのぶセンセ(多部未華子)のお見合い相手(山本耕司)が勤務するナニワ精油の社長(鶴田忍)が何者かに撲殺され、見合い相手が疑われる。

容疑者全員に鉄壁のアリバイがあるように見えたものの、結局犯人は工場長の田辺だった、とまぁこんな感じですね。

最初出て来た時、セリフがナレと被ってたりして「もしかして、これだけ?」と思ったりもしましたが、安定の真犯人!

イメージ 1

殺された社長の息子(相島一之)が

「親父はお前のことほんまに信用しとったんやぞ!」

と罵声を浴びせたところ

「何が信用してたやっ!」

と言い返すシーン。

ここから、まくしたてるというか、流れるように文句言うんですけど、ここの大阪弁がねぇ、流暢で…。

もしかして、ネイティブなのかな?

って思っちゃうほど。

たぶん、違うはずなんですけどね。近い親族に関西ルーツの方がいらっしゃるのかな?と思うほどの自然な大阪弁です。

言葉のイントネーションもさることながら、声色ね。

すごいなー。

演技派俳優、数いれど、こんなにはっきりと、かつ、自然に声色を使い分けている俳優さんを私は他に知りません。

他の人をここまで細かく見てないだけなのかもしれませんがね(汗)

イメージ 2

ここの表情も、なんとも言えず、いいんだよなー。

あ、後ろに映ってる段田安則さんも、いい俳優ですよねー。大好きです。声もいいし!

あぁ、「さすがの僕蔵さんも、関西弁は難しかったみたいね^m^」

と嘲笑したかったのに…。
蓋を開けたら、絶賛の嵐ではないかぁ!