生徒諸君!(2007,テレビ朝日)―野村信二…オススメ度★★★☆☆

また「嫌われる勇気」飛ばすのかよー。
と思われることと存じますが…。

ぎーやなさん、だいぶエスプリを利かせたいので(笑)

※一部ネタバレあり※

複雑な家庭環境で育ったのにもかかわらず、底抜けの明るさと強さを兼ね備えた新人教師、北城尚子ナッキー内山理名)がある事件のせいで大人たちを全く信用できなくなってしまった2年3組の担任となり、生徒の心を解きほぐしていくお話。

で、僕蔵さん演ずる野村先生(理科)は、生徒のスカートの中を覗いたと勘違いされて、2年3組内に結成された「3TD」という3人組から酷い仕打ちをされちゃいます。

そして、衝撃の初登場シーン。

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Oh my God!
冤罪なのに、一晩中こんな目に遭うなんて…。
野村先生、かわいそう(><)

で、ここにナッキーがやってきて、あろうことかブリーフに手をかけて脱がそうとするという…。
もちろん、冗談で、ですけど。

まぁ、若干の出落ち感は否めませんが(笑)

因みに、ノーマルな野村先生はこちら。

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こういう理科の先生、いそう!
実は私、こういうタイプの人に何故か“好かれる”傾向がありまして…。
なので、無駄にシンパシーを感じてしまいます。

で、この事件以来、“さらに”生徒から白い目で見られるようになり悩んだ野村先生…。

何をとちくるったのか、とんでもないイメチェンに走ります。

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こちらも、ある意味、Oh,my God!

どう反応したらいいのかとまどう教師陣の中でただ一人、ナッキー

「前の方がいいんじゃありません?」

とバッサリ。

うん、こういう人にはね、それくらいハッキリ言ってあげた方がいいんだよ。
傷口が広くなる前に。

このブログだけ読んだ人にとっては、めっちゃ僕蔵さん出番あるドラマみたいに勘違いされそうですが、主人公はナッキーだし職員室はほとんどでてきません。

しっかも、かんなり重い。特に前半。まだ2-3が大人に敵意むき出しの頃は、ナッキー痛めつけられるし…。
でも、全然態度変えないの。すごい!

前半重い分、ラストは最高で。
学園ドラマ、あまり好きじゃなかったんですが、不覚にも号泣。

全部上手いこといくとは限らない感じが、リアリティーもあってよかったです。
ストーリーがね、単純じゃなくってかといって複雑すぎることもなく、心地よかったです。

連続10話なので、なかなか時間かかりますが、素敵なドラマなので、是非♪