浅見光彦シリーズ50 貴賓室の怪人('14,フジ)―和田隆正…★★★☆☆

初めていらっしゃった方で今後も遊びに来てやろうかと思って下さる大変奇特な方は是非「ぼくようびのトリセツ」(https://blogs.yahoo.co.jp/uzukinokimi/36144883.html)も合わせてお読みください。
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はい。「おばさん検事」はまだよ。
別にためてるわけじゃないのだけれど…。

※ネタバレ注意※

軽井沢のセンセ(伊東四朗)の元へ出版社を営む和田から「豪華客船・飛鳥Ⅱの乗船ルポ」の仕事依頼が舞い込む。
そんな中、「貴賓室の怪人に気をつけろ」との怪文書が。

そして、「旅と歴史」の編集長(小倉久寛)を介して光彦(中村俊介)がその仕事を引き受けることに。

なんかここまでのキャスト、まんま「おかしな刑事」なんですけど…。

「鴨志田くぅ~ん」が「浅見ちゃぁ~ん」に変わっただけやん(笑)

で、乗船したところ、仮面を被った怪しい男が出没。

そして光彦の相部屋の乗客・村田(井上純一)がウラジオストクに停泊中の船上で他殺体となって発見される…。

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黒ジャケットに白のパンツ姿って…意外にイケてんじゃん!
しかも、この腰掛け方よ!

全般的に和田さん、キザってか何考えてるのかわかんなくってダークなかっこよさを持つ人物。

実は元々地方紙の記者だったんですねー。

事件の真相はというと、過去に起きた婦女暴行事件に端を発していて、スイートの乗客は浅見さん以外全員関係者。

まず、クルーの一人、看護師のひで子が暴行の被害者。で、村田がその事件の真犯人。当時誤認逮捕された青年の祖父母、青年のマジシャンの師匠、誤認逮捕してしまった刑事、別件で婚約者を自殺に追い込まれた女性、過去に恐喝被害を受けた会社社長。

和田さんも誤認逮捕を受けて、結果的に誤報記事を書いたことになってしまったのですねー。

まぁ、言ってしまえば「日本版・オリエント急行殺人事件」ですね。

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過去の事件の概要説明をする和田さん。
他の関係者に比べると一番客観的な立場にあるせいか、説明はほとんど和田さんがしてましたね。

うん、よいよい(^ω^)

実行犯の神田夫妻、先に下船して出頭することになってたのですが…全ての罪を引き受けて自殺してしまって…。

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二人の死を知って悲しむ和田さん。
ここ一瞬だけだけど、すごくいい芝居☆

喉とか唇をあんな風に微妙な感じで意識的に震わせることってできるの?
もはや神業の域!

せつなさとかいたたまれなさとか色んな感情があいまった、とっても素敵な表情でした。

お芝居についてもちゃんと言っとかないとね。
特に最近「かわい~❤」「かっけぇ~☆」など、見た目に偏った発言が目立つのでm(_ _)m

まぁ、かわいかったりかっこよかったりというのも、お芝居に含まれるんでしょうけどもね。

いやぁ、役ごとにがらりと雰囲気変えてきますからね。

そこがまぁ、僕蔵さまの魅力の一つでもあるんだろうと思うのですが。

にしても、「飛鳥Ⅱ」の乗客ってこれだけなの?

電車ならわかるのよ。行き来できる範囲に容疑者が絞られるのは。

あれなの?スイートの区域には他の乗客は入れないの?
そういう設定見逃してたのかしら?

あ、そう言えば僕蔵さんって船がお好きでらっしゃるんでしたよね。

確かに、船ってちょっとテンション上がりますよね。
私は船の後に引く波を見るのが好きなんですよねー。

「何でこんな形になるんやろ?」

とかってずっと見てられるの。

 I wish I could go cruising with BOKZO.

←何故に英語?ってか“BOKZO”って何だよ!“KENZO”みたくなってんじゃんかよ!(笑)

私のこのエキセントリックさ、元々の気質もあるのでしょうがまだ100%育児ノイローゼ治ってないせいなんだと思う、とかいう言い訳(><)