信長のシェフ(2013・2014,テレビ朝日)―足利義昭…オススメ度∞

正名僕蔵という俳優を語る上で欠かせない役の一つがこの「足利義昭」だと私は思います。

時代劇って、難しいんですよねー。
いくら現代劇でいい演技をされていても、時代劇では「?」となってしまう俳優さん、たまにいます(演劇未経験者が何をいうか!笑)

でも、この足利義昭は違いました。
凄かったです。特にセカンドシーズン第七話。

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元々このドラマを見始めたのはミッチーと市川猿之助さま目的。
ミッチーは相棒をきっかけに、歌のファンになりました(やっぱミッチーイケメン☆)。
猿之助さまは情熱大陸だったかな?まだ亀治郎の頃だったと思うけど。そこから好きになりました。
最近はあまり興味ないけど。

話が脱線してしまいました。

相棒3で初めて知って以来、まぁ芸達者な俳優さんであることは知っていましたがその後特に注目することもなく過ごしていましたが、信長のシェフみだしてから「おぉー、やっぱすごいな、この人」と。

で、第七話見て、うなりましたね。
正直、ちょっと泣いちゃった(笑)


※以降ネタばれ※




将軍義昭を挙兵させるため、織田信長及川光博)は料理人ケンにすっぽん料理を作らせて将軍に振舞います。
というのも、将軍が作った元号「元亀」に亀の字が入っており、将軍に亀を食べさせることはこれ以上ない嫌がらせというか侮辱なのですね。

怒った義昭は信長の謀った通り、挙兵します。
でも、あっという間に劣勢に立たされ、終いには妻子ともども立てこもってしまいます。
このままでは妻子もろとも信長に殺されてしまうと考えたケン。
再び将軍にすっぽん料理を食べさせ、降伏させることを思いつきます。

怒ったときの発狂ぶりもさることながら、このクライマックスのシーンがなんとも言えないんだなー。
すっぽん食べたら負けを認めることになるので、泣く泣く食べる感じなんですよね。
で、「すっぽん、美味じゃのぉ」ってとこで私は不覚ながら泣いてしまいました。

どうぞ、見てみてください。「百聞は一見に如かず」ですので。

これを見た時点で、「この人は間違いなく日本の演劇にとって欠かせない俳優だな」と思っていましたが、2年前はめちゃ忙しくて、出演作品調べて録画して編集してってのはできませんでした。というかその発想すらなかった。

ところが、去年の夏ごろ、転機が訪れます。
なんと、僕蔵さん、夢にでてきちゃったんですよねー(どんな話だったのかはまたいずれ)
潜在意識とやらでしょうか?
こんなこと書くといよいよ「僕蔵に恋しちゃってる」感が出そうですが、誤解の無きように。

あくまで俳優としての彼の演技が好きなだけなのです。
←否定すればするほど疑いを濃くしてしまうという

ともあれ、このことをきっかけにタレントスケジュールで出演予定を調べて何かを見たんです。たぶん再放送。覚えてない。けど、それもまた私の琴線に触れる演技だったんでしょうね。

で、現在に至ってます。ブログ開設にもきっかけがあるのですが、それもまたおいおい。

やべぇ、また長文だぁ。
これ、ご本人がご覧になったら絶対ドンビキよな(笑)