2次創作 遺留捜査 「ストラップ」 第2話

最近、ほうれい線が気になり始めた、ぎーやなです(><)
20代なのに、なんでよ~~~(×o×)

夜更かしが原因?
僕蔵さんのせいじゃねぇか!

いやいや、ぎーやなMomも夜型人間ですが、結構いい年してんのに、しわ少ないの。

少し痩せたから?
やっぱり、僕蔵さんのせいじゃんかよっ!(笑)

こらーーーーー!

こんなことばっか言ってますけどねー。
本心は恐れ多くって。

説得力1mmも感じませぬが、マジな話。

芝居見る度に「やっぱりこの人、すごいなー」と。

私が好き勝手言ってていいのか?
と、本気で考えてしまうくらいにはリスペクトしとります。

やっぱり、説得力ねぇな(呆)






7月20日
東京ドームシティー。エントランス前。

 相葉「ごめんなさい、遅くなっちゃって」

 仙堂「いえいえ。私もさっきついたばかりですから」

 相葉「すいません、こんな子どもじみたなところにしちゃって…。変でしょ?」

 仙堂「全然、変じゃありませんよ」


 相葉「うわぁ。何乗ろっかなー。迷っちゃうっ」

 仙堂「じゃぁ、ジェットコースターから、行っちゃいます?」

 相葉「いいですねー」


 相葉「次は…お化け屋敷にしちゃおっかなぁ」

 仙堂「お、ばけ屋敷、ですか…」

 相葉「お嫌いですか?」

 仙堂「いえいえ…。だ、大丈夫ですよー」


お化け屋敷から、よろよろと出てくる仙堂。

 相葉「やっぱり仙堂さん、お化け屋敷苦手だったんじゃないですか?」

 仙堂「い、いえ。大丈夫です」

ベンチに座る。

 相葉「刑事さんだから、てっきりそういうのお強いと思ってたんです。ごめんなさい」

 仙堂「あれは、仕事ですから…。ところで、そろそろお昼にしませんか?」

 相葉「ご飯、食べられます?」

 仙堂「えぇ。もう、大丈夫です」


パーク内レストランにて。

 相葉「私、こういうとこ来るの、初めてなんです」

 仙堂「子どもの時から?」

 相葉「えぇ。幼い時に両親が亡くなって、親戚のうちをたらいまわしにされてました。こういうところに連れてきてくれるような親戚じゃありませんでしたし」

 仙堂「そうだったんですか…」

 相葉「おとぎ話、みたいでした」

 仙堂「はい?」

 相葉「あぁ、と言っても、冒頭、主人公が辛い思いをするところだけ、ですけどねー。血の繋がってない子が家族から白い目で見られて、あからさまに待遇が悪いのって、物語の中だけじゃないんですよ。その家の子はね、遊園地とか普通に行くんですよ。でも、私だけ留守番させられたり、用事を言いつけられたり…。シンデレラもハリー・ポッターも初めて読んだとき、『あ、これ私だ』って。それでちょっと救われてたんです。いつか私も物語の主人公たちと同じようにハッピーエンドを迎えることができるんだ、って。(ため息)でも、私には王子様も魔法学校からの招待状も来なかったですけどね…」

 仙堂「それは…大変でしたね…」

 相葉「でも、今日私はここに来られました。それだけで十分です。ありがとう、仙堂さん」

 仙堂「い、いえ…。ごめんなさい、こんなんで」

 相葉「とんでもない!ほんと、誘ってくださってありがとうございます」


夕方、おみやげ売り場前にて。

 相葉「今日はとっても楽しかったです」

 仙堂「こちらこそ、です。あ、折角ですから、何か買いましょうか?」

 相葉「そうしましょう」

中に入る。

 仙堂「何がいいかな…」

 相葉「これなんかどうです?」

キャラクターのストラップを差し出す。

 仙堂「あ、かわいいですねー」

 相葉「どうせならお揃いにしません?」

 仙堂「はいっ!」

購入後

 相葉「仙堂さん、早速つけるんですか?」

 仙堂「えぇ。恵さんは?」

 相葉「私はカバンの中に入れておきます」

 仙堂「どうして?」

 相葉「昔、大事にしてたキーホルダー落としちゃったことがあって。それ以来、落とすのが心配で、そういうの付けられなくなっちゃったんですよねー」

 仙堂「とか言って、本当は僕とお揃いのつけるの、恥ずかしいだけなんじゃないですか?」

 相葉「そんなことないですってば」

 仙堂「そうですか?」

 相葉「あ、私そろそろ行かないと。バイトがあるので」

 仙堂「だったら、晩ご飯食べがてら一緒に行ってもいいですか?」

 相葉「えぇ、もちろん。2度目の同伴出勤ですね」

 仙堂「ですねー」


8月28日
月島中央署

 遠山「仙堂さん、前からずっと気になってたんですけど、それ何ですか?かわいいっすね」
 
携帯のストラップを指差す。

 仙堂「でしょ?」

 佐久間「何なに?プレゼントか何か?」

 仙堂「え?まぁ、そんなとこ」

 糸村「わかった!姪御さんからですね?いかにも子どもが好きそうなキャラクターじゃないですかぁ!」

 仙堂「は?」

電話のベルが鳴る。

 水沢「こちら月島中央署刑事課。…銀行強盗?場所は?帝都銀行月島支店、ですね?すぐ向かいます」

指示される前に現場へと向かう捜査員たち。


帝都銀行月島支店。

 女性行員「男性のお客様が窓口にいらっしゃって…フルフェイスのヘルメットをされたままでしたので、怪しいとは思ったのですが、行動を起こす前にナイフを突き付けられて。お客様の安全も考慮して、大人しく従いました」

 二宮「要求金額は?」

 女性行員「5千万円です。バッグに詰めろ、と脅されました」

 糸村「防犯カメラを見せてもらえますか?」


警備室で防犯カメラの映像を確認する捜査員。 
 
 仙堂「この観葉植物の高さはどれくらいです?」

 行員「およそ2mです」

 遠山「ということは、犯人の身長は180cm前後、ってとこですかね」

 仙堂「そうだな」

 糸村「そこ、止めてもらえますか?」

 行員「はい」

 糸村「これ、端だからわかりづらいですけど、バイクにまたがってますよね?」

 遠山「そうですね。たぶん二人乗りしてるんじゃないですか?」

 仙堂「犯人は二人組か…」

 遠山「詳しく分析すれば、ナンバーもわかるかもしれませんね。映像提供願いますか?」

 行員「もちろんです」


月島中央署刑事課・捜査会議。

 水沢「じゃあ、佐久間と二宮は防犯カメラの映像から、犯行に使われたナイフとバッグの発売元の特定、遠山と仙堂は周辺の聞き込み、あと糸村くんは…気になる遺留品、何かなかったの?」

 糸村「えぇ、特には」

 水沢「珍しいわね。そっか…だったら、犯人に対応した女性行員にもう一度詳しい話を聞いてきて。あと、ここ数日間で不審な客とかがいなかったかどうか他の行員にも。じゃぁ、解散!」

 一同「はいっ」

8月29日
帝都銀行月島支店。

 糸村「何度もすみません」

 女性行員「いえ。大丈夫です」

 糸村「犯人について何か気になったところとかはありませんでしたか?」

 女性行員「そう言われましても…」

 糸村「例えば、仕草とか声とか何でも構わないんですけど」

 女性行員「声…。あ、そう言えば『はよしり』って言ってました」

 糸村「『はよしり』ですか?どういう意味ですか?」

 女性行員「さぁ、私にもわかりません」

~続く~

デートに誘うシーンなくて、いきなり遊園地のカットでしたね。
まぁ、どんな感じで誘ったのかは、みなさまのご妄想に委ねます^m^

あと、デートシーンも割とあっさりめです。
本編にあんま関係ないので…。

こちらの方もいろいろ妄想力を働かせていただければ幸いです。

さて、銀行強盗が発生!
冒頭の事件が起こる日も近づいてまいりました。

次回もお楽しみに!(あまりしないで!)